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そこはかとなく    日記じゃない、くだらない事ばかり綴りつつ さりげに生存確認
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最近改めて思い出した感覚があります。
昨年秋から放送していた「船.を編む」、っていうアニメ。
見られていた方、ここにいらっしゃるかな。
出版社の辞書編集部の話なのですが。


あれを見ていて、辞書の存在を改めて見直したんですね。
今ってちょっとした文章書くにしても、ほとんどパソコン。
ネットに繋がっているから、調べたい単語はネットの辞書で済んでしまう。

アナログで手書きしていて、漢字が分からない時も、
さすがに普段辞書なんて持ち歩いてないから、
携帯のメール白紙画面でちょちょっと変換で済ましてしまうし。
ここ数年、本という形態の辞書の存在が薄れてました。


そんなアニメの影響もあって、この間出したコピ本を書いてる時、
敢えてアナログの辞書を相棒にしてみたわけです。
(ネットに繋ぐとついサーフィンに走るの防止も兼ねて)
いやー懐かしい!
昔、読書をしていて、知らない言葉が出てきた時によく活用していた
辞書があるんですけど、その時のちょっとしたわくわく感とかが
蘇ったわけですよ。


ネットの辞書も電子辞書も、調べたい言葉を入力したら、
その言葉と同じ発音のものしか出てこないですよね。
そのかわり一発であっという間に調べられる。

でもアナログ辞書ってちょっとじれったくて、調べたい単語に
辿り着くまでに何枚も紙をめくって、調べたい言葉に辿り着くまで
何十って言葉を目にするわけですけど。
それが逆に楽しかったのを今回思い出したわけです。

知っている言葉はもちろんだけど、知らない言葉もたくさん
目にすることができて、まだまだ知らない日本語がたくさんあるのだと
思い知らされるわけですね。
それがちょっぴり悔しかったりして。


アニメの影響は大きいですね。
それに辞書を作るのってあんなに大変な作業だとは知りもせず。
「舟を.編む」、辞書とか言葉とかに興味のない方にはつまらないお話かもしれないけど、
日本の言葉が好きな方は結構楽しめたんじゃなかろうかと、勝手に思ってます。

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